- トップ 交通事故被害者の方へ(症状別)
外貌醜状(がいぼうしゅうじょう)
外貌醜状とは
外貌醜状は、顔面などに傷あとが残ってしまうことです。
一定の大きさの醜状は、後遺障害として認定を受けることができます。
後遺障害の等級につき、平成22年6月10日以降に発生した事故に関しては、男女に違いはありません。
外貌醜状と逸失利益
逸失利益の問題があります。
外貌醜状が残ったとしても、労働能力には影響はなく将来失われる利益はないのではないか、という発想があるからです。
しかし、外貌醜状が労働に影響することはあります。例えば、判例は、接客業の女性などについて、労働能力の喪失を肯定する傾向にあります。
男性について肯定されるケースもあります。
労働への影響を丁寧に証明することが大切となります。